地球生命と人間


八ヶ岳を歩いてきました。初日は深々と降りしきるなごり雪。二日目は宇宙まで抜けるような雲一つない青空。遠くは南北アルプスを眺める360度の雪景色でした。

「人は自然の一部」という認識は近年定着してきましたが、山頂でいつも感じることは正にこれです。都会のビルの谷間で生活をしていると、地球という母体を忘れ、まるで人間が主役のような気持にさせられます。でも、それは違います。地球生命体のふところで命をあたえられて生きているのが私たち人間、という認識が正しいと思います。
そして、地球には人間や動植物、微生物などが生きていくために必要な自然環境がそなわっています。地球をふくめた宇宙環境に人間が生存権を与えられたのは、偶然ではないかもしれませんね。

さらに、山の高みで意識をよぎったことは「人間はこの貴重な大自然を生かさないで、なぜ破壊をくりかえすのだろう?」ということでした。この見渡す限りの雪は、春から初夏にかけて、雪解け水となり海に到達します。大量のプランクトンを運び、海水の循環をうながす大きな仕組みがあるのです。時間をかけて河川に流れるまでの保水役の森林は、自然界のキーマンかもしれません。

地球を流れる美しい水を生み出す山々はとても大切です。そして、地球を廻る水の循環はどうも人のからだの水系とリンクしているようです。

地球の表面2/3=水 
人のからだ2/3=水

自然界の調和と人の心とからだの調和は本来つながっているのでしょう。
この先のお話は、また次の機会にいたしますね。