不老長寿といわれる無花果(イチジク)の効能

夏の終わりから店に出始めている無花果(イチジク)を食べたことがありますか?

花を咲かさないで実をつけるので無花果と呼ばれています。実は中の果肉と思われる部分が無数の花の集合体で、外側の実と思われているのは花嚢という花をおおっている袋です。私たちは花を食べているのですね。

  • イチジクは小腸、大腸、膀胱経に働きかけます。
  • 健胃・整腸(消化不良、膨満感、下痢、便秘など)
  • 消腫・解毒(喉の痛み、枯れ声、痔の腫れなど)

イチジクは大腸を潤して排便を促すと同時に整腸作用もあるので下痢傾向の方も安心して食べられます。胃熱や膨満を感じる時にイチジクを食べると胃の中がスーツと穏やかになる感じが分かります。しかもお腹をあまり冷やさないので冷え性の方も助かります。

他にも喉を潤して、痛みや声枯れにも効果があります。

生の葉を刻んで入浴剤にすると体が温まり、痔や神経痛、リウマチなどの痛みを抑える効果があります。乳汁は水虫にも効果があるようです。

見た目も地味で他の果物より甘みも薄いですが、ありがたい効能がありますので興味のある方はぜひ食してみてください。