水脈が健全に保たれている森に入ると、木々の波動が心地よく伝わってきます。植物にも意識があるといいますが、実際に会話をしている人々も存在されているので、コンタクトできる意識(波動)の層があるのでしょうか。稀にポツリと聞こえてくるようなときもありますね。
森を歩いていると、樹齢五百年以上はありそうな巨木に出会うことがあります。そのような樹に出逢うたびに、『この尾根を長い間ずっと守ってくれたのだなあ。』と感謝の気持ちに満たされます。
★ブナの巨木と生命
この大木は、おそらく室町の頃からどのような景色を見て何を感じて来たのでしょうか。根元には多くの人が腰かけたであろう太いむき出しの根っ子。草木や鳥、動物のようすなど。雨の日も晴れの日も。そこに在るという姿は人間には真似のできないことです。
★雲の中の三つ葉ツツジ
当たり前のことですが、この地球生命は調和でなりたっています。太陽や月、海や山川、樹、水、土、動植物、微生物、人間などそれぞれの役割があって、いずれも欠けてはならい存在です。戦争やお金のためにすでに多くの自然が悲しい姿に変わり果てました。私たち人間は自然の調和とリズムを取りもどすことを考えないといけない時が来ていると思います。
★天まで届きそうな若葉
理とはこの宇宙をふくむ時空に置かれたゆるぎないリズムのようなものでしょうか。宇宙の生命は失敗を繰り返しながら、気の遠くなる時間をかけて完全な調和の方向に向かっているような気がしています。
人のからだには自然界の仕組みが転写されているようですが、精密な脳は人間に特化したものですね。しかも、まだ数%ほどしか使われていない脳。未知の体験が山ほど残っているのです。人工的な情報によって植え付けられた固定概念を切り放して、真実に触れていくことが未知の脳を活性化させるのではないかと思うこの頃です。
人間の脳をさまざまな側面から活性化させる『波動シール』の存在がこれから認識されるときも近いのではないでしょうか。